こんにちは！
札幌厚別、新札幌のダイエット&ボディメイク専門パーソナルトレーニングジム
CALORIE TRADE SAPPORO パーソナルトレーナーの吉川 隼生（よしかわ としき）です！
やりすぎ注意！有酸素運動はダイエット失敗のもと！？
今回は、有酸素運動のデメリットについてご紹介していきたいと思います。
有酸素運動とは？
まずは有酸素運動とは何か？という点について解説していきます。
有酸素運動というのは筋肉を収縮させる際のエネルギーとして酸素を使う運動のことを指します。
有酸素運動の例としては
・ジョギング
・水泳
・サイクリング
・エアロビクス
などがあり、時間をかけながら小～中程度の負荷をゆっくりとかけて行う運動が多いです。
有酸素運動とは逆に筋肉に貯めてある糖質をエネルギーとして行う運動が無酸素運動で、こちらは筋トレや短距離走など瞬間的な負荷が大きい運動が主です。
有酸素運動のメリットとしては、以下のものが挙げられます。
１：脂肪の燃焼を促進する
有酸素運動の最たるメリットとして、脂肪の燃焼効果が挙げられます。
有酸素運動は一定時間以上継続すると、酸素ではなく脂肪をエネルギーとして消費するようになります。
そのためダイエットをする上で非常に有効なので、多くの方が活用しています。
２：心肺機能が向上
有酸素運動はしっかりと酸素を取り込みながら運動をするため、心肺に適度な負荷をかけることが出来ます。
その結果、心肺機能を鍛えることが可能です。
３：基礎代謝の向上
私達人間には、生きているだけでも消費するカロリーである基礎代謝というものがあります。
基礎代謝の量は加齢と共に徐々に減少していくので、痩せにくい体になっていきます。
しかし、有酸素運動を日常生活に取り入れることで適度に筋肉を刺激し、基礎代謝をアップさせることが可能です。
４：血圧が安定する
有酸素運動を行うことで血液の循環が改善されますので、血圧が安定するというメリットもあります。
有酸素運動のやり過ぎがダイエットでデメリットになるわけ
有酸素運動は先にもご紹介した通り、様々なメリットがあります。
しかし、実は有酸素運動のやり過ぎがダイエットにおいてデメリットになってしまう場合もあります。何故かと言うと、私達人間の体には今の状態を保って生命維持をする機能である「ホメオスタシス」があるからです。
例えば毎日有酸素運動をしている人の場合、有酸素運動をし始めたばかりの頃は脂肪燃焼効果によって体重が順調に落ちていきます。
しかし、脂肪はダイエットにとっては邪魔な存在ですが、生命を維持する上では必要なものです。有酸素運動によってずっと一定のペースで脂肪が減少していくと、やがて脂肪がなくなって体調を崩してしまいます。
そうならないように体はホメオスタシスを働かせ、「毎日有酸素運動をしている」という状況に合わせてカロリーの消費を抑えようとします。つまり運動をしても痩せにくい体になるというわけです。
また、体がカロリー消費を抑える省エネモードに入ってしまうと、脂肪を溜め込みやすくなってしまうというのもデメリットです。
有酸素運動は脂肪燃焼効果など様々なメリットがありますが、やり過ぎると「最初は順調に痩せてたのに全然痩せなくなってしまった…」という事態に陥ってしまうので、注意が必要です。
有酸素運動は短期ダイエット向き
ここまでご紹介してきた通り、有酸素運動は脂肪燃焼効果がありますが、続けていると痩せにくくなってしまいます。
そのため、結論を言うと短期間のダイエットに向いた運動法と言えるでしょう。体がホメオスタシスを働かせるまでの間に有酸素運動を積極的に行い、ダイエット効果を得るという使い方は大いに有用です。
ただし、有酸素運動を積極的に行うとは言っても、1日1時間以上の有酸素運動は控えるようにしましょう。
長時間有酸素運動をしていると、体内にストレスホルモンであるコルチゾールが蓄積していきます。コルチゾールが過剰に増えると基礎代謝が低下してしまい、脂肪が貯まりやすくなってしまうのでダイエットでは逆効果になってしまいます。
有酸素運動は20分以上継続することで脂肪燃焼効果が現れ始めるので、1日に20分～1時間以内に留めるようにしましょう。
最後に
以上、”やりすぎ注意！有酸素運動はダイエット失敗のもと！？”でした！
有酸素運動は脂肪燃焼効果がありますが、だからと言って過剰にやり過ぎるとホメオスタシスやコルチゾールの蓄積によって痩せにくい体になってしまいます。
デメリットをしっかりと頭に入れた上でダイエットに取り入れるかを検討していくのが大切です。
最後まで見ていただきありがとうございました！
以上CALORIE TRADE SAPPOROがお伝えいたしました！
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