こんにちは！
札幌のダイエット&ボディメイク専門パーソナルトレーニングジム
CALORIE TRADE SAPPORO パーソナルトレーナーの吉川 隼生（よしかわ としき）です！
ラカントsには危険性がある！？
最近ではローカーボ、ロカボと言われるダイエット法が流行っております。
コンビニなどでも糖質制限のパンを主力商品として扱う店舗も増えてきています。
以前から炭酸飲料などは人工甘味料でゼロカロリーなどを出しておりますが、あまり良い評判は正直ありません。
ラカントsは砂糖の代わりに使われる甘味料です。
がんや糖尿病の危険性が心配されているようですが、肥満体質の患者さんに医者がすすめることもあるようです。
では実際ラカントsの危険性はどうなのでしょうか？
ラカントsって何？
ラカントとは中国の果物「羅漢果（ラカンカ）」から名付けられています。羅漢果は砂糖の20倍の甘味があります。
ですがそちらのエキスはほとんど取れないため、原材料の主要成分はエリストールです。
エリストールとはとうもろこしのでん粉から作られたブドウ糖を発酵させて作る天然の甘味成分です。
そしてこのエリストール、ほとんどが腸で吸収され、余った成分は排出されます。よってエネルギーとしては使われないため実質熱量、カロリーはありません。
ラカントsの危険性は？
結論から申し上げますと、危険性はありません！
実際に肥満で病院に通われていた方が医者に勧められた。という報告もあります。
使用法としましても、砂糖と同じ甘さなので全く同じ分量で使っていただいで大丈夫です。
そして成分表示には100gにつき炭水化物99gと表記されていますが、先程ご説明させていた通り、糖質の心配もありません。
がんに関しての噂は人工甘味料との関係から言われているようですが、ラカントsは天然甘味料のためがんとの関係はないようです。また、人工甘味料もがんとの関係性を証明した論文は有りません。
さらに悪性リンパ腫の甘味料摂取による関係性を調べた研究結果については、低糖質甘味料摂取での発症リスクは1.3倍、砂糖は1.7倍と砂糖のほうが僅かに高くなっています。
糖尿病については、主要成分のエリストールが血液中に吸収されずに体外へほぼ排出されるため、血糖値が上がらないためリスクは無いようです。
でももちろんメリットばかりではありません。
ラカントs使用の際に気をつけておきたいこと
ここまでラカントsについてたくさんの誤解を解き、メリットばかりをご紹介させていただきましたが、何点か摂取での注意があります。
①アレルギー症状が出る場合がある
その確率は100万分の1と言われていますので、ほぼ無いと思って頂いて大丈夫ですが、最初は大丈夫でも使用過程で症状が出る場合もあります。過度に摂取しすぎるとリスクも上がりますので適量にしましょう。
②過度の摂取で味覚が鈍る
普段から甘いものを飲んでいると味覚を感知する味蕾という舌のセンサーが鈍くなります。（辛いものも同じく刺激物にも慣れやすいです）慣れにより甘さが足りず次第に量が増えていくことが懸念されます。
③味覚が鈍り過剰摂取することで肥満につながる
味覚が鈍るくらいならいい！と、どんなに使っても大丈夫というわけではなく甘味を感じるセンサーは舌だけではなく胃や腸など内臓にもあります。そして胃の甘味センサーが反応するとグレリンというホルモンが分泌され食欲が増加するので返って過食になる危険性があので注意が必要です。
④1度に大量摂取で下痢の可能性がある
ラカントsは下痢になりにくいようですが極端に取りすぎると一過性の緩下作用もあるようです。離乳食を始めたての赤ちゃんなどは極端に下痢になりやすいため使ってしまうと更に拍車をかけてしまいます。
まとめ
いかがだったでしょうか？
今では色々な代用品があるためカロリーを控えたり出来るのであれば使うのも一つの手です。
使いすぎで甘み依存症になってしまったり、身体に良くない人工甘味料に変えるのは控えましょう。
そして極端な糖質制限は身体に良くないためあまりおすすめいたしません。
しっかりと食べて痩せることを意識しましょう。
以上CALORIE TRADE SAPPOROがお伝えいたしました！
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